こんにちは。
ゴローです。
今回はパラソルモン(パラトルモン)とカルシトニンの作用の覚え方について書こうと思います。
この記事を読んだ後は、パラソルモンとカルシトニンの作用を試験で間違えなくなると思います。
なので、この際、スパッと学んで国試まで覚えてて下さい。
では、はじめます。
パラソルモンとカルシトニンは血中カルシウム濃度の調節に深く関わりがあるんですが、ここが試験で狙われるポイントです。
2つの働きは反対なわけです。
だから、片方だけ覚えれば試験は解けますね。
最初から全てを覚えようとしたら何も覚えれない。情報をなるべく圧縮して覚えて、試験の時に展開できるような状態を作ることでより多くの知識を頭に詰め込むことが出来ます。
パラソルモンの働き
パラソルモンは副甲状腺から分泌されるホルモンなんですけど、目的は血中のカルシウム濃度を上昇させること。
パラソルモンの主な働きを見てみましょう。
- 骨からCaを吸収(骨吸収)
- 腸管からCaを吸収
- 尿からのCa排出の抑制
この3つが試験で選択肢として出題されやすいところです。
働きこそ色々あるんですが、パラソルモンの働きの目的は1つなんです。
血中のカルシウム濃度を上昇させること
ここを押さえときましょう。
骨からCaを吸収するのも腸管からCaを吸収するのも尿からのCa排出の抑制をするのも全て血中のカルシウム濃度を上昇させることの手段にすぎません。
図にするとこう。
この結果さえ押さえとけば、試験でパラソルモンの働き(手段)について問われても、その手段が血中カルシウム濃度の上昇につながるか否かを考えれば答えが見えてくると思います。
なので一番重要なのはパラソルモンは血中のカルシウム濃度を上昇させるということを暗記しておくことです。
覚え方は何でも良いですけど、ここではこじつけでの覚え方を紹介します。
パラソル(パラソルモン)が風にあおられて上昇していく絵と血中のカルシウムが上昇していく絵を関連付けて覚えます。
なんじゃこりゃでしょ。
これ学生の時、先生にまんま黒板にこの絵を書いて教えてもらったんですけど、僕、半笑いで聞いてましたからね。
でも、未だに覚えてる不思議。。。
パラソルモンは血中のカルシウム濃度を上昇させることさえ覚えとけば、じゃー骨の中のカルシルムは減るよねと頭の中で連想できるわけです。
また、カルシトニンは反対の働きをするわけだから血中のカルシウム濃度を低下させるよね。てことは、骨のカルシウム濃度は上昇するよねという風に、1つの暗記(パラソルモンは血中のカルシウム濃度を上昇させる)だけで次々と連想して思い出せるわけです。
なるべく少ない情報で覚えて、試験ではより多くの情報を引き出す。知識で頭がパンパンになったら、 何を覚えると効率的になるのかを工夫してみるのも良いかもしれませんね。
まとめ
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