今朝、目を覚ましたらこのようなメールが入ってました。
[speech_bubble type=”std” subtype=”R1″ icon=“4.jpg” name=“メルマガ読者さん”]
こんばんは。いつも拝見させて頂いています。
いきなりなのですが、
筋肉の支配神経と髄節レベルが本当に覚えられなくて。
何とかわたしの頭でも記憶できるように何かいい方法はありますでしょうか。
[/speech_bubble]
これは、メルマガ読者さんから頂いたメールなんですが、
正直、会ったこともない人なので、
「わたしの頭でも記憶できるように・・・」
と言われても、
この方の頭の中がどうなっているのか分かりません。
でも、
送られてきたメールの配信時間を見てみると夜中の2時くらいだったので、
深夜まで必死こいて勉強し、息詰まって送ったのではなかろうかと予想できます。
なので、
今回は、筋肉の支配神経と髄節レベルの覚え方についてお話しようと思います。
(たった今、患者さんのドタキャンで時間が出来たので、この隙きに書いてみます。)
今回の話は、どの教科にも生かせる考え方なので、是非、最後まで読んでみて下さい。
筋肉の支配神経と髄節レベルの覚え方
筋肉の支配神経や髄節レベル(さらに、起始停止、作用など)が覚えられないという人は、
片っ端から、それらを全て暗記しようとしているのではないでしょうか?
たしかに、それでも覚えられます。
ただし、途方もない労力が必要となります。
ガリ勉タイプならば、やれることでしょう。
が、
僕らみたいな梅干しサイズの脳みそしか持ち合わせてないやつには、
この勉強法は、正直キッツいよ。
そこで、おすすめなのが、
試験で何度も出題されているところ(筋肉の支配神経や髄節レベル)から優先的に覚えていくという戦略です。
全てを同じ重要度で覚えてはいけません。
試験で出やすい所から優先的に覚えていくのです。
神経支配の分野の過去問とか問題集を解けば、
大体どの筋肉が繰り返し何度も出題されている分かりますよね??
このブログで何度も言っているように、
試験で狙われるところは大体決まっているんです。
過去問や問題集は、
いまの自分の実力を試すために解くという使い方と、
どういう所が出題されやすいのかというリサーチ目的のための使い方
の2通りがあります。
今回は、後者の方のお話です。
(こちらは、学校ではあまり教えてもらえないでしょ??)
プチマインドマップを作る
過去問や問題集を解きながら、
どの筋肉の支配神経が出題されやすいかプチマインドマップにまとめていきます。
プチマインドマップとは、お察しの通り、マインドマップの小さい版です。笑
(ミニマインドマップでも良いんじゃないの←その通り)
例えば、
前腕筋の神経支配と髄節レベルを例に取って考えましょう。
(みんな覚えるの大嫌いな前腕筋ですよっ)
プチマインドマップは、本人が分かれば何でも良いので、
自由に作って良いんですが、
僕であれば、このように作ります。
すっきりまとまるでしょ?笑
それぞれの支配神経に筋肉を振り分けました。
が、しかし。
整理をしたもののまだこれでは、覚えることが多すぎです。
梅干しサイズには、まだまだしんどいです。
そこで、過去問を参考によく出るところは、赤枠で囲っていくのです。
すると、どこを優先的に覚えていくべきか視覚化できるため、
覚えるべき情報量を一気に少なくできるのです。
まずは、赤枠で囲った試験に出やすいところを優先的に覚え、余裕があれば他のところも覚えましょう。
このように、
何から優先的に覚えていくべきかを意識しながら勉強することで、
効率的に暗記が出来るようになりますよ。
ポイントを押さえて勉強し、
余ったエネルギーは、
他の教科の大事なところに注げば、
全体の成績も上がることでしょう。
今回は、筋肉の支配神経と髄節レベルの覚え方というテーマに、効率的に覚える勉強法を紹介しました。
この考え方は、筋肉の起始停止や作用はもちろんのこと、他の教科にも使えますので、是非参考にしてみてください。
多くの人は、勉強を頑張っても全然覚えられないと自分の暗記力の無さに絶望していますが、
そうじゃないんです。
覚え方・考え方を知らないだけなんです。
脳みそのキャパなんて、みんな似たり寄ったりでしょ?笑
何を優先的に覚えるか。そこを意識して勉強してみてください。
では、仕事に戻ります。
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