今日は、むくみのお話です。
実は、むくみって、
漢字で書くと、
浮腫みって書くんです。
イコール浮腫ですね。
現場で働いていると
この浮腫みで悩んでいる人に
毎日のように出会います。
で、決まって聞かれることが
何で私はむくみが起きるの?って。
この質問に即座に答えられるか
答えられないかで患者さんからの
信頼度が一瞬で変わります。
そして、たったこれだけのことで
次から心を開いて自分の話を
してくれるようになったりします。
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こういった時に、
解剖生理学の知識が役に立ちますので
是非、ここは、
しっかり理解して下さい。
むくみを理解する上で大切なこと。
身体の水分は60%
その内、
細胞内液は40%
細胞外液は20%
と言われてます。
じゃー、
細胞内液と細胞外液と聞いて
具体的にイメージが出来ますか?
この図を見て下さい。
この血管の中の血漿部分と
細胞と細胞の間の間質液が
細胞外液です。
で、むくみって奴は、
この細胞間質液に水が過剰に貯まることです。
つまり、
図で描くとこう。
なぜ、
こんなことが起こるのかというと
血管内(毛細血管)の圧力と
細胞間質液の圧力の
バランスがくずれてしまうから。
で、患者さんから
『どうして私の身体は浮腫むの?』って
聞かれたら、
超高速で頭をフル回転させて、
この3つの要因を頭に浮かべてください。
1.毛細血管内の静脈圧の異常
2.血漿膠質浸透圧の異常
3.毛細血管壁の透過性の異常
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はい。
ここら辺りは
試験でよく出てくる所ですね。
こんな難しい言葉を並べても
教科書と一緒なので、
次回はこれらをさらに突っ込んで、
分かりやすく説明しますね。
専門用語のままを患者さんに
伝えてもポカーンとした顔
されるだけですから。笑
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