こんにちは。
ゴローです。
以前、メルマガ読者さんから運動性伝導路と感覚性伝導路がさっぱり分かりません。
というメールを頂いたのですが、ここ教えるの難しいな−と思い僕も手をつけていませんでした。
しかし、
最近時間がとれたので、ふと教科書をひっぱりだしてマインドマップに伝導路をまとめてみると、あら不思議。
結構、頭の中が整理されて、これなら教えられるかもと思い、今回記事にしています。
運動性伝導路と感覚性伝導路をマインドマップにまとめてみた
あれだけ複雑な伝導路もマインドマップにまとめると一気にすっきりしました。
学生の時、なぜこれを作らなかったのだろう?と悔しい気持ちで胸いっぱい。
このマインドマップを作ると何が良いのかというと、
「試験で伝導路について間違えた時に、自分がどの部分を理解できていなかったのか?」
ということが、ひと目で分かることです。
つまり、答え合わせの復習がかなり効率的に出来るのです。
学校の試験の点数は、単純な話、間違えた問題を次回は解けるようになれば、確実に上がるわけです。
その辺りは以前の記事で熱っぽく書きました。
問題を問くこと以上に、
答え合わせをした所をどれだけ理解するかが大切なのです。
それには、まずは自分が理解していない所、苦手な所を明確化して炙り出さなければなりません。
もう少し、具体的にお話します。
例えば、
外側皮質脊髄路について問われた問題を間違えたとしたら、まずはマインドマップで確認する。
そうすると、外側皮質脊髄路は下行性伝導路の錐体路系だということが分かりますね。
いつも言っているように全体像をまずは把握することが大事です。
次に、矢印を使って外側皮質脊髄路についての重要なキーワードを並べていきます。
【外側皮質脊髄路】
皮質運動野
↓
内包
↓
大脳脚
↓
橋腹側部
↓
錐体
↓
錐体交叉
↓
(脊髄側索)反対側の側索を下行
↓
脊髄前角
こういう風に試験で出題されやすい重要なキーワードを並べていきます。なんなら順番をゴロにして覚えてもいいですよね。
またキーワードを並べても文字だけではイメージしづらいですよね?
そういう時は教科書なり参考書なりの絵を見て、このキーワードをイメージできるようにすれば良いでのです。
(画像引用元:http://blog.livedoor.jp/mentalot/archives/4354521.html)
これでキーワードと絵が結びつきました。
基本的にこの流れで復習をしていけば、どんどん理解していけると思いますよ。
1.マインドマップでどの部分を間違えたかを俯瞰してみる(マクロ視点)
↓
2.間違えた部分を具体的に掘り下げて理解する(ミクロ視点)
↓
3.そして、最後に調べたことをマインドマップに書き加える。
この3STEPを踏めば復習もぐんと楽になると思いますので、是非参考にしてみてください。
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