細胞性免疫の仕組みをドラえもんのキャラに学ぶ

さて、

いよいよ、ドラえもんによる免疫講座も

最終回となりました。

 

「面白いです。すごくイメージも湧くようになりました。」

「さっそく試験で生かせました(笑)」

 

など喜びのメッセージを沢山頂きました。

今回は、

獲得免疫の中の細胞性免疫について

説明しようと思います。

 

前の記事を読んでいない人は、

分かりづらいと思いますので

そちらを先にどうぞ。

→自然免疫をドラえもんに学ぶ

→体液性免疫をドラえもんに学ぶ


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細胞性免疫

 

 

あらすじ

ジャイアン(マクロファージ)が持ってきた

ネズミ(抗原の一部)に

ドラえもん(ヘルパーT細胞)は、慌てふためき、

のび太(B細胞)に抗原を排除するように支持を出します。

(これが液性免疫の流れですね。)

 

 

しかし、

ドラえもんの怒りはまだ沈みません。

身体の中から完全にネズミを追い出したい。

そう考えたドラえもんは、

スネ夫(キラーT細胞)にも支持を出したのです。

 

ドラえもん(ヘルパーT細胞

「スネ夫くん、大変なんだよ。」

 

スネ夫(キラーT細胞

「どうしたんだい?目が血走っているよ。ドラえもん。」

 

ドラえもん

「そりゃーそうさ!身体の中にネズミ(抗原)が入ってきたんだ!

悪いけど、ネズミを駆除してくれないかい?

ボクは、怖くて直接触れないんだ。」

 

スネ夫

「嫌だよ!ボクは、今からパパとクルーザーに乗る予定なんだ。

のび太(B細胞)に頼んでくれよ。」

 

ドラえもん

「のび太くんにもさっき伝えたんだ。彼なりに頑張ってくれている

みたいだけど、のび太くんの場合は、細胞の中に入ってしまった

ネズミまでは攻撃できないんだ。」

ねずみ

 

ドラえもん

「そこで細胞内の抗原を攻撃できるキミの力が必要なわけさ。」

 

スネ夫

「わかったよ。(ったく、何でこのボクが・・・。)」

Suneo

 

ドラえもん

「待って!スネ夫くん。

その前にこれを使うから。」

と、ドラえもんは、4次元ポケットをまさぐり、

特殊なタンパク質を取り出した。

 

テテレテッテテレー♪

「サイトカイン(インターロイキン2)」

スクリーンショット 2015 01 22 15 16 20

サイトカインを取り出したドラえもんは、

スネ夫にこれをふりかけた。

スクリーンショット 2015 01 23 16 09 16

 

サイトカインを受け取った

スネ夫は、

見違えるようにたくましくなり、

そして、どんどんと増殖していきました。

 

スネ夫

「ドラえもん、細胞の中の抗原を退治すれば良いんだね。

ちゃっちゃと済ましてくるよ。」

ちゃちゃっと

 

ドラえもん

「とても頼りがいのある男になったね。

じゃー、よろしく頼んだよ。スネ夫くん。」

 

こうして

沢山増えたスネ夫(キラーT細胞)は、

抗原が細胞内に入った異常な細胞を

どんどん破壊しました。

 

そして役目を終えたほとんどのキラーT細胞は、

死んでしまいます。

しかし、一部のキラーT細胞は、

B細胞と同様に記憶細胞と変化し、

次の戦いに備えて生き残りました。

 

身体にとっては、

とても頼もしいスネ夫ですが

少し狂気的な側面もあり

正常な細胞にまで手を出そうとする時があります。

 

そういう時に、

「もうやめてーーーー!」と

スネ夫の攻撃を制止させるのが、

しずかちゃん(レギュラトリー細胞)。

 

しずかちゃんは、

この免疫反応を終了に導くことから

制御性T細胞とも呼ばれています。

スクリーンショット 2015 01 23 16 34 31

 

制御性T細胞は、正常な細胞を傷つけてしまう

自己免疫疾患への抑制とも関連があります。

 

 

男たちが躍起になって、抗原に攻撃し、

最後にしずかちゃんの一声で戦が終わるという

そんなオチです。

 

細胞性免疫とは、

スネ夫(キラーT細胞)やジャイ子(NK細胞)のように

直接細胞に攻撃をしかける免疫系のことを言います。

 

 

多少、荒っぽい表現などあるかと思いますが

この一連のストーリーを頭に焼き付ければ、

学校で習う程度の免疫の基礎は、

ぐんと理解できるようになるでしょう。

 

最後に細胞性免疫を

1つの絵にまとめるとこうなります。

細胞性免疫

まとめ

 

今まで勉強した

自然免疫、獲得免疫(体液性免疫、細胞性免疫)を

1つの絵にまとめるとこうなります。

獲得免疫

 

こうやってまとめてみると

全ての細胞が連携して協力してますね。

無駄なキャラクターなんて1人もいない。

 

一つ一つの細胞にキャラクターをつけて

感情移入することで、

今まで中々頭に入ってこなかった医療用語がスイスイと

理解できるようになります。

 

勉強に行き詰まった時は、この絵を見て下さい。

いつも健康でいられるのは、

身体の中で、ドラえもん達が一生懸命働いてくれているからです。

そう考えると

少しはやる気が出てくるでしょ(笑)

 

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