あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いします。
ゴローです。
人生には、何度か頑張らないといけない時期ってのがあって、
今年、国試を控えた学生は、まさに今がその時でしょう。
先が見えず、
終わりが見えないことを頑張り続けることほど苦しいものはありませんが、
終わりがあり期間が決まっているのであれば、
その期間だけは猛烈に頑張れたりします。
そういうもんです。
でも、猛烈に頑張れる時期って、せいぜい3ヶ月が限度だと思うんです。
国試まであと1〜2ヶ月。
僕は普段は人にあまり頑張れとは言いませんが、(自分も人から頑張れと言われて頑張れるタイプじゃないので。)
あえて言わせて頂きます。
国試を受ける人は、
悔いが残らないように今の時期全力でがんばってください。
国試前に猛烈に勉強したことって、
国試が終わって2、3ヶ月もすれば、
ほとんど忘れてしまいます。
就職して、新しい職場になれるために余裕がない日々を送っていると、
国試のことなんて、とうの昔の出来事のように感じます。
「ゴロ−の解剖生理学メルマガ??ああーそんなのあったな」
とかすかに思い出す程度。(悲しいけど)
「じゃー今、こんなに一生懸命頑張って勉強する意味はあるのか?」
というやるせなさが「やる気」の足を引っ張るわけですが、
大アリなんです。
知識は消えていくかもしれませんが、
「一生懸命頑張ったという経験」がこれからの人生の財産になります。
だって、
こんな事やって意味あるのかという「疑問」や
勉強しても全然成績が上がらないという「焦りや不安」や
周りの友達と比べてなんで自分はこんなに頑張れないのかという「無力感」
などの感情を乗り越えて、
それでもこの一定期間は、
勉強をやりきるぞ!という選択をするわけですから。
社会に出ても、この不安や焦りという感情は、
カタチを変えながら何度も何度も自分の前に立ちはだかります。
(なんでそんな事を言えるのかと言ったら、今の僕がまさにそんな壁に直面しているからです。あ、個人的なことで失礼しました。)
でも、あの時も一生懸命頑張って乗り越えられたな
という何かしらの成功体験があれば、
同じくらいの壁は以前よりも楽に乗り越えられるもんです。
風船も初めて膨らます時は苦しいですけど、
次に膨らます時は少し楽に膨らませるじゃないですか。
ゴムが緩んでいるから。笑
僕は仕事がら色々な人と出会うのですが、
仕事が出来る人って、
学生時代に部活を一生懸命頑張ったという人がほんとに多いです。
授業中は寝ていたけど、
部活はとにかく本気で頑張った。
そういう人が社会に出て頭角を現します。
(とくにレギュラーになれないけど、腐らずずっと頑張っていた人いるじゃないですか。ああいうタイプはホントに化けます。)
なんだかんだ修羅場を何度も乗り越えて
本気で頑張った経験がある人が一番強いんです。
もちろん、勉強じゃなくって、
本気で打ち込めることがあれば、何でも良いんですよ。
僕は残念ながら、
部活をせず惰性でマリオカートばかりしていた意識低い系高校生だったので、
その後の人生、結構苦労したな。笑
「何かを本気で頑張った経験がない」というのがある意味コンプレックスだったんですけど、
でも、ほとんどの人がそうじゃないのでしょうか?
だからこそ、
国試前の今、
色々と思うことはあるでしょうけど、
疑問・不安・絶望・無力感色々感じるでしょうけど、
本気で頑張ってみて下さい。
終わりはあるのですから。
この期間で経験した頑張りはこの後の人生の辛い時の支えになると思いますよ。
追い詰められないと
なかなかこんな経験を自らしようと思いませんからね。
今を国試前のただただ苦しい時期と捉えるのではなく、
自分の将来の可能性を広げる時期と捉え直して、
この時期を過ごしてみてはいかがでしょうか?
もちろん、睡眠はしっかりとって、
風邪を引かないようにね。
PS
普段はゆるゆるのメルマガなんですけど、
100回に1回くらい熱いことも言います。
熱いというかお坊さんが言うような事言ってしまいました。笑
(半分、自分に向けて書いてますが。)
では、今年も良い年にしましょう。
解剖生理メルマガ