右心不全と左心不全の症状を分かりやすくイラストで説明

こんにちは。
ゴローです。

 

解剖生理学の問題を見たときに、
頭の中にパッと絵をイメージすることができれば、

問題を解くことは、難しいことではありません。

 

ええーほんと〜?

って疑い深い目で見ているそこのあなた。

だまされたと思って最後まで読んでみて下さい。

 

 

例えば、
血液循環の問題を見たときに、
この絵が頭に浮かぶかどうか。

引用元:コトバンクhttps://kotobank.jp/word/%E4%BD%93%E5%BE%AA%E7%92%B0-91300

 

まぁー、普通は浮かびませんよね(笑)

 

だから皆、根性だして
用語を何回も書いて覚えるわけです。

 

【肺循環】
右心室→肺動脈→肺→肺静脈→左心房

【体循環】
左心室→大動脈→全身→上・下大静脈→右心房

 

これを試験前に何度も書いて無理やり覚えるんです。

 

でも、そうやって覚えた記憶って
試験が終わると同時にすぐ忘れないですか?

 

そして、学年末試験の時にもう一度、
根性出して覚えなおすわけです。

 

僕はこれを非効率な覚え方だなぁと思ってます。

 

 

そこでオススメなのが、
右脳も一緒に使って覚えましょうよということです。

 

つまり、図解。

 

さきほどの血液循環の絵を
シンプル化した図解にするとこうなるわけです。

 

図解の良いところは、
再現性があるところ。

 

再現性とは、
誰でも同じように描けるってことです。

 

出来れば、30秒以内に描けるイラストが好ましい。
(試験用紙の片隅に描いて考えられるからね。)

 

この図解も用語を抜き取って、
四角と矢印だけなら10秒くらいで描けるでしょ。

 

このイラストを描くことが出来れば、
先ほど根性出さないと覚えられなかった
「肺循環」と「体循環」も
一瞬にして思い出すことが出来るようになるってわけです。

 

そして、一度覚えたら忘れにくいというメリットもある。

 

 

さて、今日の本題はここからです。

 

図解を使えば、
仕組みも理解しやすくなる。

 

つまり、

図解は、考えるための材料となるのです。

 

今回は、
みんなが苦手とする
「左心不全」と「右心不全」の症状について
イラストを使って分かりやすく説明していこうと思います。

 

心不全を理解する上で
先ほど描いたイラストをもう一度みて見ましょう。

これが基本形です。

なので、
この図だけは描けるようになってください。

 

左心不全の症状

心不全とは、
心機能低下により必要な量の血液を送り出せなくなった状態のことです。

 

なので、左心不全とは、
心臓の左側の機能が低下した状態ですね。

 

絵に表すとこうなります。

まず着目して欲しいのは、ココ。

心臓の左側に障害が起これば、
(それよりも前の)肺静脈の血液がうっ滞します。

 

交通事故が起こると
その前の道が渋滞するじゃないですか。
それと同じ仕組みです。

 

血液の大渋滞です。

 

肺静脈がうっ血すると
どうなるかと言ったら、
(肺静脈の前にある)肺に障害が起こりますよね。

 

なので、
左心不全になると
・肺水腫(肺うっ血)
・ピンクの泡沫状の痰(←血液が混じっている)
・夜間呼吸困難
・起座呼吸(←肺のうっ血状態が軽減される)
・チアノーゼ(←呼吸困難が生じ、血液中の酸素濃度が低下するから)
など肺を中心とした症状が現れます。

 

また、
心臓の左側に障害が起これば、図解を見てわかる通り、
大動脈から送り出される血液量も減りますよね。

 

なので心臓は、
全身にできるだけ多くの血液を送ろうとするために
頻脈なります。

 

肺循環のイラストをセットで見るとより理解が深まると思います。

右心不全の症状

何となく図解を使った考え方が分かってきましたか?

 

イラストがあれば、
「なぜそうなるのか?」という仕組みの部分が
理解しやすくなります。

 

では、同じ要領で右心不全を見ていきましょう。

 

右心不全とは、
心臓の右の機能が低下した状態ですね。

 

図解化するとこう。

着目して欲しいのはココ。

心臓の右側に障害が起これば、
(それより前の)大静脈の血液がうっ滞します。

 

ちなみに、
大静脈には、
身体の上部の静脈血を集める上大静脈と
身体の下部の静脈血を集める下大静脈の2種類があります。

 

大静脈の血液がうっ滞するということは、

つまり、
全身から右心房に戻ってくる静脈血がうっ滞するということなので、

全身に症状が現れます。

 

なので、
右心不全になると
・頸静脈怒張
・肝腫大
・胸水
・腹水
・下腿浮腫
など全身に症状が現れます。

 

この絵と合わせて見るとより理解できるでしょう。

 

全身の静脈血が心臓に戻りたいのに戻りづらくなっている状態。

 

また、
右心不全になると右心室から送り出される
肺動脈の血液量も減少するので、肺機能も低下します。

 

以上のように、
図解を使って、
今回は、「左心不全」と「右心不全」を見ていきました。

 

このように、
仕組みを理解した上で
医療用語を暗記していけば、
しっかりと知識が定着しませんか?

 

勉強をがむしゃらに頑張るのも大切ですけど、
ポイントを押さえて勉強することで、
より短時間で理解力がアップしますよ。

 

図解力、
ぜひ、身につけてみてください。

 

あ、そうそう。

仕組みを理解した上で、

ゴロで記憶を固定すると完璧です。

 

ってことで、
今回は以上になります。

 

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