どうもゴローです。
僕が勉強をする時、気をつけていることは、
得た情報を整理しながら考えるということです。
そうすることで
理解力が一気に増しますし、
復習する時間を大幅に減らすことが出来るからです。
イメージとしては、
学んだことをその都度、セーブして
すぐ記憶を呼び起こせるような状態を作る感じです。
といっても
伝わりづらいと思いますので
具体的に僕がどのように勉強をしていたか説明します。
まず全体像を把握する。
まずは、今から勉強するところを
俯瞰してみることが大切です。
今回は血液について書こうと思います。
ざっくりと整理するとこんな感じになります。
(試験で狙われやすいキーワードを中心に整理しています。)
これがズームアウトの俯瞰して見た状態。
で、今回は血液の中の赤血球に焦点を当てて
(ズームインして)
さらに細かく整理していこうと思います。
これらを1つ1つ見て行きましょう。
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特徴
・赤血球には核がありません。
(赤芽球が成熟して脱核し、赤血球となります。)
・ヘマトクリット値とは、全血液量に対する赤血球の容積比のこと。
貧血時には、低値になり、
脱水時には、高値となります。
・赤沈(赤血球沈降速度)とは、赤血球が試験管内を沈んでいく速度のこと。
炎症をともなった病気の診断に用いられる。
ちなみに血沈検査の異常疑われる病気は、
高値の場合・・・肺炎、肝炎、結核、気管支炎、心筋梗塞、全身性エリトマトーデス、慢性関節リウマチなど。
低値の場合・・・多血症、DIC、低フィブリノゲン血症など。
・赤血球の破壊は、肝臓や脾臓の細網内皮系で行われる。
腸肝循環もよく試験で出ます。
ヘモグロビン
・赤血球は、ヘモグロビンを含んでいます。
主な働きは、酸素と二酸化炭素の運搬です。
ヘモグロビンに含まれるヘム鉄に酸素をくっつけて運びます。
・酸塩基平衡は、身体のpHを一定に保つためのもの。
(参照)
酸塩基平衡をさらに整理して細かく分けると
こうなります。
ヘモグロビンは血液の緩衝系の働きに入ります。
赤血球の新生
血液の酸素分圧が低下すると
腎臓からエリスロポエチンが分泌されて、
それが骨髄幹細胞に作用して赤血球の産生をうながします。
ちなみに、この2つは、抗貧血ビタミンです。
必要因子が不足すると貧血になります。
これらをふまえて貧血を復習するとより理解できます。
鉄欠乏性貧血・・・鉄が不足するとヘモグロビンが不足する。(材料が鉄のため)
再生不良性貧血・・・骨髄の異常で、赤血球が不足する。
巨赤芽球性貧血・・・ビタミンB12や葉酸が不足して赤血球が作れず不足する。
溶血性貧血・・・肝臓・脾臓による血球破壊が亢進する。
溶血の原因
溶血とは、赤血球の細胞膜が破壊されて
ヘモグロビンが流出することです。
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こういう風に1つ1つ整理して
マインドマップでを作ることで
今まで勉強したこと(今回は赤血球について)を
この図一枚を見るだけで思い出せるようになります。
暗記力は復習の回数です。
図を作って何度も繰り返し見ることで
記憶が定着していきます。
しかも
試験で間違ったところとこの図を照らし合せることで
どこが自分の苦手なところかひと目で分かります。
つまり
復習するべきポイントも明確になるわけです。
是非、使えそうだなと思ったら取り入れて見てください。
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