試験前の効率的な勉強法 〜試験の傾向と対策〜

 

よくメルマガ読者さんから

『試験前の勉強って、どのようにしてましたか?』

という質問が来るので、

今回はこの答えを記事にしてみようと思います。

 

※あくまで僕がやっていた勉強法なので参考程度にどうぞ。

大体、僕は定期試験の場合は、

2週間前から試験勉強をしていました。

 

試験前の効率的な勉強法

試験勉強の順番としては、

1,まず最初に問題を解く。

2,問題の答え合わせを学校の教科書とプリントを使ってする。

3,教科書とプリントに1通り目を通す。

4,もう一度、問題を解く。

 

色々と試して

この流れの勉強法が一番効率的だなと思いました。

 

 

 

では、順番に説明して行きましょう。

 

 

1,まず最初に問題を解く。

 

普通は、教科書や学校のプリントを復習してから、

最後に試験範囲の問題を解く。という順番で勉強をすると

思うのですが、

僕の場合は、いきなり試験範囲の問題を解いてました。

具体的には、

過去問を出来るだけ沢山集めて、復習もせずに、いきなり解いてました。

過去問がない時は、問題集を使って試験範囲の部分だけを解いてました。

 

当然、

いきなり問題を解いても間違えまくります。

でも、それでいいんです。

まずは、現状の自分の実力を知ることにもなるし。

 

 

2, 問題の答え合わせを学校の教科書とプリントを使ってする。

 

ここが一番大切なところなので時間をかけるべきだと思います。

過去問の1つ1つの問題を答え合わせをしながら

その問題で問われている場所を教科書の中から見つけ

シャーペンで四角で囲みます。

大体、このあたりが問題では問われているなーと。考えながら。

 

もちろん四角で囲んだ場所はその都度読んで意味が

分かるようにします。

 

(教科書)

kyoukasyo

 

つまり、問題の答えの解説を教科書にゆだねて、その場所に印を残しておくわけです。

そして、授業でとったノートも同様に問われている場所を四角で囲んでチェックします。

 

そうすると問題の答え合わせをすればするほど

教科書の中の大事なポイントが分かってくるようになります。

(大事なポイントを抑えて試験の傾向を掴んでいく感じです)

 

ちなみに、

大事なポイントは、問いかけ方を変えて繰り返し出題されます。

教科

問題①②③④も

実はこの大事なポイントを理解しているかを試している。

だから、もしも勉強時間が限られているならば

教科書全体に力を入れて勉強するよりも

全体の繋がりを意識しつつ、試験で繰り返し出題される

大事なポイントをより深く理解することに

時間を使ったほうが効率が良いなと思いました。

 

 

 

3,教科書とプリントに1通り目を通す。

 

そして、ここで初めて教科書の試験範囲を通読します。

すると、すでに教科書で大事なポイントが分かっているから

全体に目を通すことで、

今まで点で理解していたことが線になって繋がっていくようになります。

 

もし、

大事なポイントが分からないまま教科書を読んだのなら

書いてあること全部が大事だと思ってしまい、

情報を整理できないまま沢山情報を詰め込むので

頭にほとんど知識が定着しません。

 

これって、

研修中の学生と同じだと思うんですよ。

例えば、インターンで病院に研修に行っても

わからないことが多くどれも重大なことだと考え、

全部覚えようと四六時中、

神経を張り詰めた状態で仕事をするけど、

終わってみたらほとんど何も覚えてなかったみたいな。

 

でも、先輩たちは、仕事の経験値があり

何が重要かのポイントを分かって行動しているから

良い意味で力を抜きつつ、

大事なところで意識を集中して仕事をする。

だから

結果的に沢山の仕事をこなすことができるんです。

 

話を戻すと、

問題を最初に解くのは、大事なポイントを見つけるため。

そして、大事なポイント(点)をおさえてから

教科書を通読することで、点と点が線になり

全体の繋がりが分かるようになり、

一段と理解が深まるわけです。

 

 

4,もう一度、問題を解く。

 

そして、最後に確認でもう一度、問題を解く。

2回目に解くことで知識を定着させます。

 

2回目は、この問題だと切り口を変えると

こういう問題も作れるなと試験作成者の気持ちになって考えると

より深く試験対策ができると思います。

 

いじわるな先生は、ひねくった問題を出し、

素直な先生は、ストレートな問題を出す。

先生の性格を考慮した上で対策していきます。

 

大切なことなので

もう一度まとめると

結局は、試験で問われる大切なポイントって

基本的に決まっているから、(なぜなら国家試験を基準に作っているはずだから)

大事なポイントをどれだけ掘り下げて理解できるかが

重要になってきます。

 

試験作成者は、

教科書の大事なポイントを問題の切り口を変えて出題し

解く人が大事なポイントをどれだけ理解出来ているか試しているわけです。

 

なので

教科書全体を浅くまんべんなく理解していることよりも

大事なポイントをしっかりと抑えつつ全体のつながりを意識した勉強が

重要になってくるわけなんです。

 

と僕はこういう風に考えて試験勉強をしてました。

 

ちなみに、

最初から過去問を解くと考える力が育たないとか

言う人もいますけど、

僕がやっていた勉強法でも

・過去問を集める力(情報収集力)

・大事なポイントを見つける力

・試験の傾向を分析する力

・要点を掘り下げて理解する力

・試験作成者の出題の意図を読む力

などがつくと思います。

(当時は考えてなかったけど。今、気が付きました(笑)

でも、こういう力って社会に出てものすごく役に立ちます。)

 

でも、

なんだかんだ自分がやってみて

一番しっくりくる勉強法が一番なので参考程度にどうぞ。

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